スチール引き違い書庫とは、収納の書庫にスライド式の扉がついていて、左からも右からもスライドさせる事が出来る書庫を指して言います。
スチール引き違い書庫のメリットは何と言っても、扉を開ける際に書庫以上に余分なスペースを取らない点で、限られたオフィススペースを圧迫せずに済む点です。 会社の業績が好調で、規模が拡大している時期などは、社員が増え、机や椅子を買い足すため、オフィススペースが圧迫されることがあります。結果、導線が狭くなり、書庫の開閉のスペースも圧迫され、扉が観音開きに開くタイプの書庫だと、完全に開ける事が出来なくなるなどという事が発生します。書類の出し入れに必要以上に苦労する羽目になるのです。 こうのような時でも、書庫がスチール引き違いであれば、書庫の扉の開閉は問題無く行えます。書庫を選ぶ時はあまり気付かない点ですが、スチール引き違い書庫にはその様なメリットがあります。
スチール引き違い書庫は、施錠ができ、中が見えないことから、防災キャビネットやセキュリティキャビネットの形でも活用できます。
事務用のスチール引き違い書庫は横幅が80センチ・88センチ・90センチなどの製品が、イトーキやオカムラなどのメーカーから販売されています。奥行きは45センチの製品が多く使用されていますが、事務所のスペース状況によっては40センチも多く利用されています。開口寸法は横幅90センチで53センチ 横幅80センチで45センチがあります。
スチール引き違い書庫はドアの引き残しが少なく中央部の書類も出しやすい3枚引戸タイプと両再度からスライドして開閉する2枚戸タイプがあります。 スチール引き違い書庫は3枚引き戸タイプなら中央部のファイルを取り出し易いので、お薦めです。 スチール引き違い書庫で、オフィス空間を上質に演出するために木目タイプもラインナップされています。木目はカジュアルな雰囲気のライトナチュラル色から重厚な雰囲気のブラウン色まであります。また引手も本体の色と合わせてメタリック塗装仕様となっており質感の高い仕上がりとなっています。
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