オフィス家具の短期納入
オフィス辞典

 引き違い書庫の上に両開き書庫を乗せた形の上下書庫です。

上下書庫 上両開き下引き違いの活用

 しばしば見かける程度に普及している組み合わせです。引き違いは機密性と省スペース性とをある程度兼ね備え、両開きは扉を開け放てば収納内容を一目で見渡せます。書庫の鍵には一般的にシリンダー錠が用いられ、上下で鍵は別々になります。 上下書庫 上両開き下引き違い 引き違いの形式には2枚引き違い・3枚引き違い・5枚引き違いなどがあります。引き戸の枚数が多いほど引き残しが少なくなり、収容物の出し入れが容易になります。引き違い書庫は両開き書庫やラテラル書庫に比べ、扉の開閉に要するスペースを省けるという大きな利点があります。なお、引き違い書庫の可視性を高めた製品として、ガラス引き違い書庫が存在します。ただしこれは、中古市場ではほとんど流通していません。  この組み合わせの上下書庫は、取り回し・使い回しが便利です。上下を崩して単体の書庫をふたつにする事も、再び上下書庫にする事も比較的に容易です(ただしセットを崩す場合には、ベースと呼ばれる水準調整用の部材が1セットにつきひとつ、追加で必要になります)。また、シリーズにもよりますが、扉を取り外してオープン書庫にする事もできる場合があります。引き違い書庫と両開き書庫のどちらを上下にするかは、設置後の運用性からご検討ください。

上下書庫 上両開き下引き違いのサイズ

 一番人気は上下とも同じくらいの大きさの引き違い書庫と両開き書庫とを組み合わせたものですが、高さの異なる上下を用いたものもあります。サイズは横幅90センチ・奥行45センチ、高さについては200センチ前後が一般的ですが、高さの異なる書庫が用いられている場合は、トータルの高さが変わる場合があります。  また、横幅80センチのセットも時折り流通しています。 引き違い書庫と両開き書庫との組み合わせですと、例えば一般的な横幅90センチ・奥行45センチのものの場合、上下書庫本体の奥行に加えて、ラテラル書庫の開閉のために、下段の前方にさらに45センチのスペースが必要になります。書庫の前に机を配置する場合には、席につく方と書庫との間に、余裕を持って空間を取るようにしましょう。

上下書庫 上両開き下引き違いの選び方

 書庫全般にいえる事ですが、書庫はオフィスにおいて、紙媒体の資料一般を収める物的データベースといえます。そのため、書庫をオフィスのどこにどのように配置するかも大きなポイントになるでしょう。

上下書庫 上両開き下引き違いの注意点

 上下書庫に関して注意したい点は、最大まで紙媒体を収容した際の全体重量が、1セットあたり約350キログラムほどにまで及ぶ事です。設置の時点で、必ず何らかの耐震対策を行ってください。なお、上下書庫の上下はビスで連結します。また、横に並べて配置する場合は、横同士の書庫も連結します。これらの時に用いられるビスはほぼ市販されているものですが、メーカーによっては市販されていない特殊なビスを使用している事があります。上下書庫に限らず、書庫を増連される時にはメーカーおよびシリーズをお確かめください。  引き違い書庫は長く使用すると、経年劣化により取っ手(ラッチといいます)部分が破損しやすいという傾向が、ないとはいえません。ラッチは一般にプラスチック製で、引き違い書庫は扉が互いにスライドして行き違えられる必要があります。扉のスライド開閉にぶつからない程度にコンパクトなサイズのラッチを用いている都合上、ラッチの耐久性が若干犠牲になっているのです。もしラッチが破損してしまった場合は、扉は取り外しが可能なので、扉を外してオープン書庫にしてしまうのも手段になるでしょう。

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