カウンターには有人用のものと無人用のものとがあります。 有人のカウンターにはハイカウンター・ローカウンター・コンシェルジュカウンターがあります。 無人のカウンターは、通常、インフォメーションカウンターと呼ばれます。 !{64722:インフォメーションカウンター:right}! ≪用途によるカウンターの種類≫ ○有人カウンター ・ハイカウンター ・ローカウンター ・コンシェルジュカウンター ○無人カウンター → インフォメーションカウンター ≪構造によるカウンターの種類≫ ○据え置き型(自立型) ○施工型 ○造作型 本稿ではそれぞれのカウンターについて、簡単に解説していきます。
オフィスとロビーとを間仕切りし、スタッフが訪問者に応対するテーブル全般をさします。 有人カウンターは高さによってローカウンターとハイカウンターとに分けられます。ローカウンターは訪問者と受付者の双方がチェアに座って用いる高さ、ハイカウンターは訪問者が立って用いる高さです。(よって、ハイカウンターには受付者も立って接客するものと、スタッフは座って接客するものとがあります。) コンシェルジュカウンターは、ロビーの空間に比べて、少ない人数のスタッフで対応するカウンターに用いられます。コンシェルジュ用のカウンターは、多くは円形ないしは弧形をとり、少人数で多方向へ応対できる形になっています。
オフィスや部署の無人エントランスに、訪問者が訪いを入れる端末を設置するためのカウンターです。インフォメーションカウンターはそれ自体がエントランス(=会社の顔)の一部であるため、カラーリングやロゴなどの意匠が整えられる事も少なくありません。
カウンターの実体は「台」もしくは「箱」ですので、多くの場合は自立します。しかし、例えばオフィスを丸まると囲むような場合、カウンター全体を構成するパーツのひとつひとつまでが自立しているとは限りません。 カウンターをパーツ単位で捉えた際に、“自立するか”“既製のパーツか”で3段階に分類できます。 ○据え置き型 パーツだけで自立するタイプです。 パーツ単体でも用をなします。 ○施工型 既製のパーツを組み合わせて大規模なカウンターにするタイプです。 パーツだけでは自立せず、パーツ単体では用を成しません。 ○造作型 オーダーメイドタイプです。 既製パーツの組み合わせでは賄えない仕様に用いられます。 パーツだけでは自立せず、パーツ単体では用を成しません。