デスクサイドパネルは、オフィスデスクの隣席との間に仕切りです。
デスクサイドパネルは、オフィスデスクの隣席との間に仕切りとして、デスク天板上の奥行き方向に立てるパネルです。デスク上のプライパシーを保つとともに、個人スペースを演出してワーカーの集中力を高めます。
デスクサイドパネルの設置方法にはいくつかのパターンがあります。 ○1人用デスク用 (1)天板サイドエッジに固定―特定シリーズデスク向けサイドパネル―設置位置固定Ⅰ (2)天板とバックパネルに固定―特定シリーズデスク向けサイドパネル―設置位置固定Ⅱ (3)天板にクランプ固定―デスクシリーズ非特定サイドパネル―任意位置固定 (4)フロアに自立―パネルでコの字を作り、デスクとは別個に自立 ○フリーアドレスデスク用 (5)フリーアドレスデスク用サイドパネル(中間用)―任意位置固定 ○エンド用 (6)エンド用サイドパネル (7)エンド用フロアアップサイドパネル 以下に、(1)~(7)についてそれぞれ簡単に解説します。
1人用オフィスデスク用の、設置位置固定のデスクサイドパネルです。オフィスデスクの天板サイドエッジにボルト穴があり、金具留めでサイドパネルを固定します(サイドエッジのボルト穴は、普段はカバーがかかって隠れています)。予めデスクの方に組みつけの仕組みを作りつけてあるパターンのひとつめです。
1人用オフィスデスク用の、設置位置固定のデスクサイドパネルです。固定の両端のうち、片方を天板にクランプ、もう片方をデスクトップパネル上の定位置に固定します。予めデスクの方に組みつけの仕組みを作りつけてあるパターンのふたつめです。
オフィスデスクの天板にクランプ固定で設置するデスクサイドパネルです。1人用デスクに限らず、フリーアドレスデスクや横幅160㎝以上のオフィスデスクを横に分割して使う際などにも用いられます。固定の両端ともデスク天板上の任意位置にクランプします。
パネルでコの字・H字・王の字などを組んで半個室を作るパターンです。ハーマンミラー(Herman Miller)の“Action Office II”など、cubicle式のパネルシステムがこれにあたります。
フリーアドレスデスクのデスクサイドパネルは、必然的に任意位置固定になります。デスクトップパネルとの併用を前提とした仕様(固定の片端がデスクトップパネルの任意位置)が多いようです。
対面対向式に配列したオフィスデスクの“島”、その両端をエンドと呼びます。エンド用の両面をまたいだサイドパネルや、“島”に組みつけ床面まで届くフロアアップサイドパネルなどがあります。