金庫の中には指紋を認証して鍵が空くタイプの物があり、指紋を認証して鍵が空くタイプの金庫は、指紋認証式とか指紋照合式と呼ばれます。 指紋認証方式は様々なメリットがあります。 ダイヤル式やテンキー式の場合よくありがちなのが、暗証番号を忘れてしまったり、メモした紙をどこにしまったか解らなくなってしまった為、開ける事が出来なくなったという状態に陥る心配がありません。 また暗証番号をメモしておいたメモやデータが漏洩してしまい、泥棒に開けられてしまうといった心配も指紋認証方式の場合は無いでしょう。 指紋認証方式のデメリットは、手が汚れていたりすると指紋を認証出来ずに開かないといった事も起きる様です。指紋認証を行う際は手が汚れていないか確認する、また手を洗ってから認証させるという手続きが必要ではないかと思われます。 数ある金庫の鍵のタイプの中で、指紋認証方式ならでは独自の運用があります。それは、指紋を持った本人しか開ける事が出来ないという事です。 但しシリンダー錠が併設されている金庫の場合は、鍵の持ち主と指紋登録主をそれぞれ別の人としておき、2人揃わないと金庫が開けられないというシステムで運用が出来ます。
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