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壁金庫

 壁金庫とは、壁に埋め込んで設置する薄型の金庫です。

壁金庫の活用

 壁金庫は、侵入犯の目につきにくい箇所に設置する事で、防犯効果が高まります。設置する箇所の自由度は高く、クローゼットや押し入れの内部などや、リビングや寝室に飾っている絵画の裏などにすっぽり隠すことも可能です。ただし、壁に埋設するという構造上、設置には新築の建物である事か、ある程度以上の規模のリフォームが求められます。 壁金庫  設置の段階で隠匿性に優れる点に加え、金庫そのものの取り出しが、埋設された壁の破壊を伴いますので、金庫の持ち去りを発生させにくい点に特徴があります。防盗性能は大変に高いといえるでしょう。一方、本体が薄型であるため、金庫本体の表面積に比べて容積が小さく、またそのぶん温まりやすいので火災に対する耐久性が低いというデメリットもあります。金庫は普通、耐火性能と防盗性能とを併せ持っているものですが、壁金庫や床下金庫といった建築施工系の金庫に関しては、耐火性能が付帯しなくても、金庫と呼称されているようです。  薄型であるため、金庫の内部も平坦になっています。収納できるものに関しても自然と、平べったいものや小さい物に限られます。登記簿や証券といった文書類、通帳などの帳簿類、実印などの重要な小物の保管に向いています。もし壁金庫に収納したいものにある程度以上のボリュームがある場合は、壁金庫の内部に収まるのか事前の確認が必要です。

壁金庫のサイズ

 例としてエーコー壁金庫、WS-A4PHNのサイズを挙げますと、本体外寸は横幅41.2cm、奥行7.2cm、高さが82.2cm。収納有効内寸は横幅27.5cm、奥行4.5cm、高さ35.3cmとなります。この製品の特徴は、開口部の面積以上に内部の高さがあるという点です。WS-A4PHNには専用のA4ファイルケースが付属しまして、この専用ケースに書類や印鑑などをまとめて収納し、ファイルごと格納するイメージになります。ただし、折り曲がらないものは収納しづらいので注意が必要です。  もう一例を挙げますと、キング工業が生産しているWLS-Eという製品があります。こちらも壁に埋め込むタイプですが、エーコーのWS-A4PHNの様に壁から見える部分以上に収納できる部分があるのではなく、内寸は開口部以下となっています。WLS-Eの本体外寸は横幅44.0cm、奥行7.0cm、高さが40.0cm、内寸は横幅25.0cm、奥行5.5cm、高さ32.0cmとなっています。扉を開けると扉の裏面に収納用のポケットあり、そこに書類などを入れて扉を閉める、という形式になっています。  壁金庫は同じ建築施工系である床下金庫とくらべ、設置場所の自由度が高い点が大きなメリットになっています。なお一般に、壁金庫を壁面に埋設しても、金庫が壁から突出する(壁から浮く)厚みは3.0~5.0mm程度で収まるようです。

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