ケンドン書庫について ケンドンは“倹飩”あるいは“慳貪”と書きまして、元は蓋や扉の開閉手段のひとつをさします。そば屋さんが出前で用いる岡箱がひとつの典型例で、「蓋を、箱の上からレールにはめ込んで、下ろして閉じる」という、「レールにはめ込んで蓋をする構造」をケンドンというのです。 ケンドン書庫は、段ごとの扉がスライドし、内部上部に収納される形式の書庫です。扉のスライドに連動して、段の内部が手前にせり出してくる構造になっている場合もあります。
ケンドン書庫について
ケンドンは“倹飩”あるいは“慳貪”と書きまして、元は蓋や扉の開閉手段のひとつをさします。そば屋さんが出前で用いる岡箱がひとつの典型例で、「蓋を、箱の上からレールにはめ込んで、下ろして閉じる」という、「レールにはめ込んで蓋をする構造」をケンドンというのです。 ケンドン書庫は、段ごとの扉がスライドし、内部上部に収納される形式の書庫です。扉のスライドに連動して、段の内部が手前にせり出してくる構造になっている場合もあります。