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オフィス辞典

テンキー錠とは

 テンキー錠は鍵を用いないキーレスエントリーシステムで、0~9の数字による暗証番号で施錠・解錠を行います。テンキーは「ten key」、つまり0~9の10個の数字キーを指します。施錠に用いられるテンキーは「#」や「*」などのファンクションキーを伴う11個以上のキーである事が多いようです。  オフィスにおいてテンキー錠は、キャビネット・金庫・ドアなど、ダイアル錠よりも高いセキュリティが求められるところで用いられるようです。モノとしての鍵ではなく、暗証番号を介して収納へのアクセスを管理します。

メカニカル式テンキー錠とデジタル式テンキー錠

 テンキーの配列には電話型(1が左上)と電卓型(7が左上)とがあります。また、テンキー錠には電気を使わないメカニカル式と電気(電池)を使ったデジタル式とがあります。  メカニカル式のテンキー錠はキーを押し込んでいく形式を取っているため、プッシュボタン式とも呼ばれます。テンキー錠と同様に暗証番号を用いた錠にダイアル錠がありますが、ダイアル錠もまた電気を使わないメカニカル式です。  デジタル式のテンキー錠はメカニカル式から発展的に進化しており、さまざまに強化された機能によりセキュリティを向上します。例えば、デジタル式テンキー錠には入力のたびに数字の配列がランダムにシャッフルされるランダム式テンキーがあり、これは手の動きを観察されても暗証番号が漏洩しません。またデジタル式テンキー錠にはICカード認証・指紋認証・静脈認証などのデジタル錠と併用されている事例がよくあります。

オフィスとテンキ―錠

 テンキー錠を導入すると、モノとしての鍵を管理する煩雑さがなくなります。  システム収納家具(いわゆる書庫)など共有性の高いキャビネットの場合、シリンダー錠の場合は鍵の共有や人数分の鍵の複製などの必要が生じますが、テンキー錠は暗証番号を共有化するだけでいいのです。また、ロッカーなどの属人性が高いキャビネットの場合でも、鍵を持ち歩くなどの日常的な管理から解放されます。    テンキー錠の暗証番号は、自由に設定できます。なお、暗証番号を忘失した際には、暗証番号検索用や非常解錠用といったマスターキー(メーカーから取り寄せ、別途有料)を用いる事により解錠が可能です。テンキー錠にはマスターキー用の鍵穴が用意されています。  ただしになりますが、共有性の高いキャビネットにテンキー錠を導入する場合、暗証番号の管理は新たに勘案すべき事項になります。番号の共有は記憶の共有にある程度依存しますが、人間の記憶力には一定の不確かさがあります。このため暗証番号を紙に出力する、もしくは部署の共有フォルダで管理する、といった外部管理が必要になりますが…こういった紙やデータの閲覧もまた管理の対象になります。  鍵を使わずに済むというのも、なかなか大変なものですね。

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