
ホワイトボードは、オフィスの会議や打ち合わせの議事録を書きとめる際に使用します。 ホワイトボードが普及する以前のオフィスでは、黒板が用いられていました。 ですが、黒板は筆記にチョーク(白墨)を使用するために、諸々の弊害を伴っていたのです。 ・チョーク粉で手が汚れる ・チョーク粉が飛散して掃除の手間が多い ・チョーク粉を吸引する事による健康被害の懸念がある こういった事情から、粉が飛ばず、手を汚さずに使用できるホワイトボードが普及していきました。
ホワイトボードそのものはシンプルな板ですが、盤面の仕様や加工法などにより種類分けがされます。 盤面の仕様にはふたつあります。ひとつはホワイトボードの板面に何も線が引かれていない、無地のホワイトボード。もうひとつは、板面に罫線が引かれていて、月間予定、行動予定等のスケジュールを書き込み、社内の人員のスケジュールを把握、管理するために使用される予定表です。 また、ホワイトボードの形態としては、ホワイトボードが自立できるよう脚が付いている自立式と、壁に掛ける仕様となっている壁掛け式とがあります。自立式の方が壁掛け式より高価になります。 そして盤面の加工方法が2タイプあり、ホーロー加工されたホワイトボードと、金属タイプのホワイトボードに分かれます。ホーロータイプは金属タイプに比べ、書いた文字が消しやすいというメリットがあります。ただし、ホーロータイプは金属タイプより高価になる傾向があります。
シート状のホワイトボードがあります(“ボード”と呼ぶにはいささかためらいを覚えますが)。 接着剤で壁などに貼りつけて設置します。 シート状ホワイトボードの裏地をマグネットにしたタイプもあります。スチール製のキャビネットや、スチール芯材のパーテーションなどに貼りつけて用いるのです。これらは、マグネットホワイトボードシートまたはホワイトボードフィルムと呼ばれています。場所を取らず、場所を選ばない優れものです。 ワークプレイスのどこでも場所を選ばず、そのままミーティングの場にできる点が、たいへん便利です。
ホワイトボードに用いるマーカーは、イレイザーや布で拭けば簡単に落ちます。 一方、誤って油性マーカーで書いてしまう場面もままあるのではないでしょうか? ライターオイルなどを用いれば油性マーカーも落とせますが、なかなか常備するものでもありません。 こういった場合は、水性マーカーで油性マーカーの跡をなぞった上で、乾く前に拭きとります。 ホワイトボードマーカーのインクは、定着剤を含まない油性のアルコール系顔料インキです。 油性なので、油性マーカーのインクも落とせるのです。
トイレの個室って、とても落ち着ける場所じゃないでしょうか? パソコンの普及により、事務処理の速度は飛躍的に高まりました。 その一方でワーカーには、“マシンを使いこなす”という、 よりクリエイティブな負荷がかかるようになりました。 知的生産というものは、しばしば行き詰りに襲われます。 こういった時に、人それぞれの気分転換はとても大事です。 トイレの個室に、もしホワイトボードがあれば。 誰もいない空間でホッと一息ついて、 その時にふと閃いたイメージを、 その瞬間に、その場で書きつけておく事ができます。 そんな事もできるのです…そう、ホワイトボードなら。
ホワイトボードは材質の違い、罫線の有無、片面仕様か両面仕様かといった違いがあります。
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