棚・ラックは物を保管するという意味では書庫と同じ機能を持ちます。 ただし棚は書庫と違う点があり、それは外壁が無い柱と棚板を組み立てた構造である点です。 この構造にはメリットもあり、デメリットもありますので、メリットを最大限活かして、デメリットを最小限にとどめるように使うのがポイントです。
メリットを最大限活かすには、収納物を頻繁に取り出すシチュエーションが発生した時に棚を活用する事です。 書庫では扉を開け閉めする必要がありますが、棚であれば煩わしい扉の開け閉めが無いので保管物を収納、取り出しが容易に行えて便利です。
デメリットを最小限にとどめるには、収納物はセキュリティを重視しなくても良いものを収納する事です。 解放されている構造上だれでも簡単に取り出せる事から盗難のリスクが高まりますので、盗難の対象にならないものを収納する事がポイントです。
棚には様々な種類がありますが、大きく分けると保管物の重量に応じたタイプ分けがされている様です。 ・軽量棚 ・軽中量棚 ・中量棚 といった具合です。 種類別の棚あたりの耐火重量については小項目にて解説します。
棚を選ぶポイントは、収納する物の大きさ、重さ、出し入れする頻度等から使い勝手の良し悪しが決まってきます。 その他メーカーや棚の機能についても解説していきます。
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