保管物の重量(棚)

保管物の重量

 オフィスでいちばん重い物は何でしょう?「オフィスに普遍的に存在するもの」で、かつ「保管される必要性が高いもの」それは、紙なのです。

オフィスでいちばん重い物

 そんな各種の紙の重量を1立方センチメートル(本稿ではcm3と表記します)あたりの重さに換算してみますと、以下のようになります。

 新聞紙など: 0.55~0.65g/cm3
 上質紙など: 0.80~0.90g/cm3
 軽量コート紙など:1.10~1.20g/cm3
 アート紙など:1.25~1.35g/cm3

これらを総合して、紙の重量を書籍で考えてみますと、マンガ雑誌などの軽めの書籍なら0.7~0.8g/cm3前後、メーカーの総合カタログなどの重めの書籍なら1.2g/cm3前後と考えられます。。オフィスで用いられるコピー用紙は1.0ほどです。

 棚1段あたり耐荷重量500kgの中量棚でサイズが最大の高さ240cm・横幅186cm・奥行き91cmのものを例にすると、棚1段あたりの有効内寸が高さ37cm・横幅180cm・奥行き90cm、もしこの棚の有効内寸いっぱいにコピー用紙を詰めると約600kgになってしまいます。

 中量棚であっても、耐荷重量を超えるくらいに、紙は重いのです。(棚のサイズを、サイズバリエーションの平均から算出した場合は約360kgになります)。

紙文書を詰める箱のサイズと重量

 紙文書を詰めるのに便利そうなサイズの箱を考えてみます。

 紙文書は一般的に、フォルダもしくはファイルに挟んだ上で箱詰めする事になると考えられます(なおこの際、紙文書の種類や保管・保存期限を揃えて箱詰めし、箱に適宜にラべリングを施しておくと後々の処理が手軽になります)。その目安は、段ボール箱で用意する場合、サイズが「横幅45cm×奥行き31cm×高さ26cm」以上の物になります。というのも、その大きさが、A4用紙用キングファイルが入るサイズだからです。なおこのサイズはキングファイルを収納するギリギリのサイズですが、A3用紙を平積みできるサイズでもあります。

 さて、このサイズの段ボール箱に紙文書を充填した場合の重量はどうなるのか。フォルダやファイルを用いての収納を想定するため、容積換算重量とし、比重は0.7であると概算します。すると、1箱あたりの重量は約25kgとなります(箱の重さは含まず)。
 段ボール箱の他には、折りコン(折りたたみコンテナ)というプラスチック製の箱もあります。これらは折りたたむ事によって、5~7cm程度の厚みになります。折りコンのサイズは、Mサイズで53cm×37cm×33cm、Sサイズで45cm×33cm×24cmです。なお、Sサイズの折りコンのサイズは先述の段ボール目安サイズとほぼ同じです。また、許容収納重量は約10kgとされています。


収納する重量から考える、スチール物品棚の選び方

 オフィスで用いられるスチール物品棚には、軽量棚・中軽量棚・中量棚・回転棚・移動棚があります。このうち回転棚は収納する物品が特定されるため(記録媒体など)導入される場面も自ずから決まります。また移動棚に関しても、大規模な収納のためのものなので選択に困る事はなさそうです。悩ましいのは軽量棚~中量棚のどれを選べばいいか、ではないでしょうか。

 収納する紙文書の規模および導入するスチール物品棚の規模にもよりますが、大まかに言って、中軽量棚を導入しておくのが無難です。というのも、収納に用いる箱に、どの程度まで紙文書を充填するかによって箱の重さは変わります。そして、箱にギュッと紙を詰め込んだ状態は、決して取り回しに便利がいいとはいえません。フォルダやファイルをある程度の空隙を持たせて収納した方が利便性が高く、こう考えると、この場合に中量棚がどれほど必要かには疑問があります。

 一定量以上の紙文書ではない不定形の物品を格納する場合は、物品の重量にもよりますが、基本的に軽量棚で足りるのです。中量棚は、大規模な蔵書や冊子状になった紙文書の保存・保管用と考えてよいでしょう。

 店舗の陳列棚として導入する場合は、商材の種類や陳列方法と照らし合わせてご購入くださいませ。棚板面積当たりの耐荷重量は、軽量棚~中量棚というランクの他にも、棚板面積(つまり本体のサイズ)からも調節ができます。同じ重量のものを陳列するとしても、棚板を大きく使いたい場合は中量棚になりますし、小さな棚板でよい場合には中軽量棚以下でよい事になります。







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