ビジネスホンには様々な機能があります。 １．転送機能 ２．手動転送、応答後転送機能 ３．即時転送、無条件転送 ４．順次転送、チェーン転送 ５．同時転送 ６．発信、着信履歴機能 ７．迷惑電話防止機能 ８．モニタリング などの機能によって必要な部署、担当に電話を効率よく繋ぐ事が可能です。 １．の転送機能とは、ビジネスホンの機器のみで転送が利用できる機能です。これを使えば、NTTの有料サービスである「ボイスワープ」を利用しなくても転送ができます。 不在時の重要な電話を他の部署や携帯電話などに転送する事で、ビジネスチャンスを逃すリスクを減らします。 転送のための回線種類は、一般電話で使用されているアナログ回線のみならず、ISDN(デジタル回線)や、IP電話回線から発信できるため、通信コストも最小に抑える事が可能です。 ビジネスホンの転送方法は大きく分けて手動転送と自動転送の２つです。ただしビジネスホンの種類によって出来ることが異なり、自動転送にはいくつかのバリエーションがあります。 ２．の手動転送と応答後転送機能についてですが、その名の通りかかってきた電話をいったん事務所で受け、手動で転送先に転送する機能です。 ３．即時転送・無条件転送はかかってきた電話を事務所の電話を呼び出すことなく無条件にあらかじめ設定した転送先に転送します。 ４．順次転送・チェーン転送はかかってきた電話をまず転送先に転送します。しかし転送先もまた不在であったり話し中だったりして転送されてきた電話が取れない場合もあります。その様に転送先が一定時間応答しない場合や話し中の場合にもうひとつの転送先に転送する機能です。 ５．同時転送機能はかかってきた電話を、設定した転送先２～３箇所を呼び出す機能です。先に応答した人が通話を行いますので、人が少なく外出が多い事務所での電話対応を柔軟に行う事でビジネスチャンスを逃しません。 ６．発信履歴や着信履歴はもともと携帯電話についている機能でした。これをビジネスホンで実現したのが発信・着信履歴機能です。相手の番号を識別し保存するためにナンバーディスプレイの契約が必要になってきます。 ７．迷惑電話防止機能とは これに対して迷惑電話おことわりサービスがこれにあたります。 迷惑電話を受けた直後に、電話機で迷惑電話の登録サービスを行うことで、それ以降同じ電話番号からかかってきた場合、電話機が「こちらは○○○-△△△-□□□です。この電話はお受けできません。ご了承ください」と自動的にメッセージで応答する機能です。 ８．モニタリングとは モニタリングとは、ある電話機で通話している内容を他の電話機で聞く事ができる機能です。 コールセンター、サポートセンター、テレマーケティング、テレアポイントメント関連の業種で利用される事が多く、管理監督者がオペレーターの教育やトラブル対応のために、通話をモニタリングし日々のサービス向上に活用される機能です。
