応接セットの種類

日本と応接、欧米と応接

 日本における応接室の歴史は古くなく、明治時代の日本の近代化・西欧化に合わせて登場しているようです。客間という言葉もありますが、こちらの概念も近代化以降のものらしく、古来の日本では来客に応対するため専用に固定された空間というものをあまり用意していませんでした。その代わり、来客の際は様々な形で部屋の「あつらえ」を行い、応対の場を用意していました。これは、武家でも商家でも共通していたようです。応接の空間を演出するのは、家具であるよりも、より小さな道具の役割でした。

 一方、欧米文化圏には「応接室」や「客間」に近い概念を表現する単語が複数種類あるようです(“Drawing-room ”“parlor”“salon ”“reception room”など)。ひとつの家に客間がふたつ以上ある事例もあり、この場合それらはやや違った用途で使われ、それぞれを表わす単語の種類も変わるようです。また、使われている家具や調度品の等級、もしくは家主の階級などによっても、応接室・客間を表わす単語が変化しています。
 英式家屋には16世紀ごろには客室の概念が見られ、17世紀には文献に記述が現れます。応接家具や調度品などについても、同じだけの歴史がある事でしょう。応接家具の歴史に関しては、欧米圏に一日の長がある事は疑い得ません。

企業における応接室

 企業における応接室には、種類としてソファ式(応接セット)とテーブル式(応接会議セット)とがあります。ソファ式では、テーブル(センターテーブル)の天板高さは40cm前後、ソファの座面高もまた40cm前後です。ソファ式を置いた場合、その空間は応接や面談といった用途に限定される事になります。テーブル式は応接のみならず、社内外の会議スペースも兼ねます。テーブルは天板高さ70cm前後のミーティングテーブルを用い、チェアは執務用オフィスチェアやマネジメントチェアなどを置きます。昨今の傾向を見ますと、専用の応接スペースを設けず、会議用にも使う事のできる応接会議スペースを設ける事例も少なくないようです。
 ソファ式で用いられる家具の種類としては、「3人用ソファ×1・1人用ソファ×2・センターテーブル」が基本的なセットとなり、これに1人用ソファ・肘なしチェア・スツール、およびサイドテーブル・コーナーテーブルなどが加わる形で拡張されていきます。さらに、周辺にサイドボードや電話台などが配置される事もある他、ソファを1人用のみで構成したり、2人用ソファを織りこむ事例もあります。
 

応接セットの種類についてさらに詳しく

応接セット(フルセット)

応接家具フルセットは、最大で4名:4名の応接に用いられます。

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応接セット(基本セット)

応接家具基本セットは、最大で3名:2名での応接に用いられます。

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