オフィスデスクの価格相場(新品・中古・レンタル・リース)について別ページにて詳しく解説しています。本稿では、それらへのガイダンスとして、駆け足になりますが、オフィスデスクの全体を俯瞰していきます。
平机・片袖机・両袖机といった、矩形(長方形)の一般的なオフィスデスクのカタログ価格は、サイズにもよりますが1台あたり25,000円~140,000円の範疇に入ります。リースの場合はリース期間は108ヶ月~216ヶ月で、リース料率は概ね5.16%~4.15%です。
矩形オフィスデスクの中古価格は、web価格集計で8,400円~31,000円です(キャンペーン品を除きます)。レンタルの場合は初月の料金が5,000円~10,000円前後です。長期レンタルになるほど、月単価は下がっていきます。
新品のフリーアドレスデスクは、一般的な矩形デスクと異なり「1名あたりの価格」という算出をせず、組み立てに用いる天板・脚・ダクトなどそれぞれに価格が設けられています。額面は、構成部材の価格の総和として算出します。そのためフリーアドレスデスクのレイアウトなどによって価格が変動します。なお、中古の場合は、販社にもよりますが、もう少し簡便な算出をしていると思われます。
廉価な新品オフィスデスクを導入する際に気をつけたい事は、JOIFAシールがついているかどうかと、そのオフィスデスクが想定しているオフィスの規模です。 SOHOなどの小規模オフィスの場合は、極端にいえばですが、デスクにケーブルワイヤリングへの配慮などが備わっていなくても、用をなします。これが複数人数がデスクを寄せ合うオフィスになると、そうもいかなくなります。人数が増えますと、配線の重要性が高まるのです。 天板と脚のみから構成されるようなシンプルなデスクほど、より廉価になります。
パソコン業務用に特化し、使用者の体格や姿勢に合わせてカスタマイズできる、エルゴノミクスデスクと表現していいようなオフィスデスクが実現されています。 他方では、フリーアドレスデスクが次世代に向けた進化を始めています。将来のレイアウト変更を容易に行える構造のものや、天板の上下昇降を備えたシリーズなどが表われてきています。
高級オフィスデスクは、机への既成概念を揺るがすような付加価値を与えられたオフィスデスクです。