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オフィス辞典

マルチアクセスハンドルとは

 マルチアクセスハンドルは、4方向から操作できる形式をした、システム収納家具(≒書庫)の取っ手です。オカムラの書庫・レクトラインシリーズに採用されています。2006年にレクトラインが発売されて以降、マルチアクセスハンドルはレクトラインシリーズの代名詞になっています。  マルチアクセスハンドルは、ひとつの取っ手で上下左右の4方向どこを操作しても開けることができるユニバーサルデザインで、ユーザーさまのその時に最も自然な姿勢で操作することが可能です。

レクトラインシリーズとマルチアクセスハンドル

 システム収納を収納の種類ごとに見ていくと、大まかに以下のように分けられます。 ○オープン型 ○両開き・片開き型 ※ロッカーやワードローブを含む ○スライド型(引き違い書庫・シャッター書庫) ○ラテラル型 ○クリスタルトレイ型 ○その他(雑誌架型・複合型) 以上のうちから扉に取っ手を伴うものは、「両開き・片開き型」「スライド型」「ラテラル型」になります(一部「その他」を含む)。レクトラインのマルチアクセスハンドルは「両開き・片開き型」と「ラテラル型」に実装されています。  流通しているオフィス収納の大部分は「両開き・片開き型」および「ラテラル型」であるため、流通しているレクトラインシリーズの大半はマルチアクセスハンドルを装備している事になります。  マルチアクセスハンドルは外観的にも特徴があります。システム収納の取っ手が正方形をしていて、一見しても強く印象に残ります。マルチアクセスハンドルはレクトラインシリーズのブランドイメージにも繋がっています。

マルチアクセスハンドルと書庫の開閉

 マルチアクセスハンドルは「両開き・片開き型」と「ラテラル型」に実装されています。書庫(の扉)を開ける動作は、「両開き・片開き型」であれば“取っ手に手をかけて弧を描いて手前にに引く動き”で、「ラテラル型」であれば“取っ手に手をかけて直線的に手前に引く動き”になります。  一般的な書庫の場合、書庫を開けようとした際には、定位置にある取っ手をほぼ決まった角度から手をかける事になるので、概ねにおいて、無意識的に、「まず正面にに立って」から書庫を開ける事になります。書庫を開ける前に、正面に立つというワンアクションを要するイメージです。  これがレクトラインになりますと、上下左右の4方向から操作ができるマルチアクセスハンドルであるため、必ずしも書庫の正面に立たずとも容易に書庫を開けられる事になります。ささやかな違いではありますが、オフィスで生じるさまざまな動きやシーンの中で、この紙一重の違いが効いてきます。オフィス中でも共有性の高い什器である書庫の開閉が、マルチアクセスハンドルで一瞬ぶんのストレスが軽減される事により、オフィスの生産性が高まるのです。

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