オフィス家具の短期納入
オフィス辞典

オフィスの色彩

 オフィスで用いられる色のトレンドに、この近年で変化が見られます。  デスクにせよ書庫にせよ、従来はニューグレー(薄いグレー。一般的なPCキーボードの色)やナチュラルグレー(ほぼベージュ。アイボリーとも表現される)などの淡いグレー系統の色が用いられていました。さらにそれ以前には、同じグレー系統でも、よりねずみ色に近いようなグレーが主流でした。昨今の新品市場では、デスクも書庫も一番人気はホワイト色になっているようです。なお、ナチュラル色やメープル色などと表現される、明るい木目調の色がこれに次いでいます。  この変化の背景にはいくつかの要因があるように思います。  ひとつには、グレーとホワイトがそれぞれ持っている色としての性格です。グレーはあらゆる色を平均した調和的な色であり、チームの一体感を演出する一方で、独創的な意見や行動力を抑えてしまう傾向があります。ひるがえってホワイトには、場所を選ばず使いやすい点が特徴で、空間を広く感じさせる効果もあります。かつ、どんな色とも相性がよく、他の配色を明るくクリアに見せます。  もうひとつには、オフィスチェアの色彩です。従来はグレー・ブルー・ブラックなど、比較的無難な色が主に好まれていました。これが昨今では、レッドやオレンジなど、鮮やかな暖色も流通するようになりました。こういった色に合わせると、グレーよりもホワイトの方が、色彩がより映えるのです。  従来的な一体感をより優先していたオフィスから、より個々人の持ち味を引き出させる方向に、オフィス全体が移行している印象があります。書庫(システム収納家具や収納家具)はオフィス什器の中でも大柄なものなので、存在感があります。そのため、書庫の色調はオフィス全体のたたずまいを左右します。

中古書庫の色あせ・キズ・汚れ

 書庫は可動部が少ないため破損しにくく、また一度設置されると移動も頻繁には行われないため、長期に渡って使用される傾向があるといえるでしょう。その間に、どんな色の塗装でも経年劣化が生じます。中古品で書庫を購入する場合には、塗装の色が新品よりも色あせしている点と、複数台の場合は色あせにバラツキがあるものとご理解ください。  書庫はデスクやオフィスチェアに比べて手で触れる頻度も少ないため、皮脂などによる汚れもあまりつきません。どちらかというと、長期間の使用のため、手の届かない細かいところにホコリが溜まる事の方が厄介です。これは丹念に雑巾で掃除します。また、書庫に直接シールが貼られた場合には、シール跡が美観を損ねる事になります。これは剥離液やライターオイルなどで落とします。  靴底による黒ずみ汚れや塗装へのキズなどは対処が難しい部類に入ります。これに関しては、カーショップなどで入手できるコンパウンドを用いて目立たなくさせる事ができます。

[オフィス家具何でも辞典TOP] [デスク] [チェア] [脇机] [ワゴン] [テーブル] [ホワイトボード] [書庫] [金庫] [棚・ラック] [パーテーション] [応接セット] [ロッカー] [カウンター] [オフィスチェア辞典(提携サイト)] [オフィスデスク辞典(提携サイト)]

簡単!お問合せ(無料)
利用区分
購入理由
会社名
お名前
TEL
メール
当社の規約および個人情報保護方針に同意する
オフィスバスターズ

ようこそ。ご利用区分を教えてください。