「カウンターインターフェイス」は、本稿での造語になります。 カウンターはお客さまと企業とが接する場であることから、 “仲立ち”や“橋渡し”を意味する“interface”になぞらえました。 仮にカウンターを“企業の顔”と見なしますなら、 カウンターは顔と顔がとが出会う場、すなわちインターフェイスでもあるわけです。 本稿では便宜上、カウンターに伴う、もしくはカウンターに追加される機能のうち、 主にお客さま側に向けて作用する機能を「カウンターインターフェイス」と総称します。 具体的には、次のような機能になります。 ○モニター、タッチパネル、タブレット ○発券機&表示機 ○カウンターの色や印象 本稿ではこれらについて、簡単に解説していきます。
カウンターでの対面接客の場で、お客さま用のモニターがあるとたいへん便利です。 使用頻度の高い資料をパソコンにストックしておけば、必要に応じてモニターに呼び出せます。 モニターはデスクトップタイプでもいいですし、 カウンターのシリーズによってはモニター取り付け金具の取り扱いもあります。 タッチパネルは、無人のインフォメーションカウンターなどに、 ビジネスホンとセットで備えられる事があります。 ご訪問先やご用件をタッチしていただく事で、スムーズにご案内ができます。 タブレットは、パソコン本体とタッチパネルとモニターとを兼ねた手軽な端末です。 タブレットを介して2WAYのコミュニケーションが取りやすいツールです。
待合の整理番号を発行する機械を発券機、 整理番号に基づいて受付の順番を表示する機械を表示機といいます。 メーカーによっては自社で発券機および表示機の生産販売も行っている例はありますが、 大半のオフィス家具メーカーの総合カタログでは、取り扱いがありません。 (※ステーショナリーや医療福祉用品として、別冊子上で販売している事があります。) 発券機および表示機全体のシェアは、電気・通信業界が担っているようです。
カウンターは、お客さまにお見せする“企業の顔”であるだけあって、 一般的なオフィス家具に比べて、カラーバリエーションが多い部類になります。 ただし、カラーバリエーションが多いシリーズは、多機能で高価な製品である傾向があります。 機能を絞った製品の場合は、色揃えも少なくなります。 カウンターのデザインもまた、お客さまへ与える印象を大きく左右します。 シャープな製品もあれば、柔かな製品もあります。 オフィス向けカウンターの品揃えは、 オフィスチェアや物品棚などと比較すると、 目移りするほどに豊富なわけではありません。 厳選された選択肢から、ゆっくりと比較検討ができるといえるでしょう。
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