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オフィス辞典

ケーブルガード(ケーブルガイド)

 ケーブルガード(ケーブルガイド)は各種ケーブルを結束および保護しつつ、床面まで誘導するという役割を持つ部材です。ケーブルを保護している点から“ケーブルガード”と表記される事がある一方で、ケーブルを誘導している点から“ケーブルガイド”と表記される事もまたあります。  本稿では主にケーブルガードと表記して解説します。

ケーブルガード(ケーブルガイド)とは

 オフィスデスクを取り巻く各種のケーブルの配線方向には“水平配線”“対向配線”“垂直配線”の3種類がありますが、ケーブルガード(ケーブルガイド)はこの三者の中でも垂直方向の配線に使用します。  ケーブルガードの外観は、動物の脊椎を連想させます。プラスチック製の小さな結束部材が多数連なっているからです。ケーブルガード全体の片端には金属製の重りがついており、もう片方はデスクの天板裏に取りつけられるようになっています。全体は柔軟に動き、また結束部材の増減も容易です。線状に走るケーブルを束ね保護しているのに加え、その柔軟性によりケーブルを痛めない構造になっています。  ケーブルガードはプラスチックの結束部材が連なり、全体としては柔軟な管のような構造をしています。この管構造の中空部分にケーブル群を収納する事によって、ケーブルを外部衝撃からガードします。また、金属製の重りにより、全体を床面まで誘導しています。床面からはOAフロアなどを介して電源や通信端子にアクセスします。  一般的な1人用オフィスデスクの場合、ケーブルガードに相当する直線的なカバーがデスクの脚に付属している事があります。上述した脊椎タイプのケーブルガードは、フリーアドレスデスクや配線対応されている大型テーブルなどに用いられます。  垂直配線は、デスク上の電源やネットワークハブなどの起点によく用いられます。水平配線や対向配線の場合はデスクの定位置にある配線ダクトなどの保護の下でケーブルが渡っていますが、垂直配線に関しては設置位置を選ばないケーブルガードの需要があるのです。

その他のケーブルガード・ケーブルガイド

 オフィスで用いられるケーブルガードやケーブルガイドには、オフィスデスクに用いられている脊椎タイプのもの以外にもあるようです。 ○床面上に走らせたケーブルを衝撃から保護するケーブルガード→モールと同義 ○ケーブル端を箱に集約整理するケーブルガード→配線ボックスと同義 ○卓上で用いるクリップ式のケーブルガイド。ケーブルの末端保持にも使える。  オフィスには血管や神経のように電源ケーブル・通信ケーブル・USBケーブルが入り組んで走っていますから、オフィスのさまざまな箇所でケーブルたちとのつきあいに困り事が起きている、というところでしょうか。お困り事の数だけ、配線を工夫するためのアイテムとしての、ケーブルガードやケーブルガイドが存在しているというわけですね。

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