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オフィス辞典

マルチコンセントユニット

 電源コンセントや通信コネクタを、デスク上の一か所にマルチに集約したものです。

マルチコンセントユニットとは

 電源ケーブル・室内電話線・LANケーブル・USBケーブル…オフィスデスクの机上には、各種の配線ケーブルがところ狭しと縦横に走ります。つくづく、デスク上にも動線計画がなされたいものと感じます。  さて、デスク上にこういった配線の網ができあがる理由はなんでしょうか? つまるところ、PC・電話・複合機・…と、日常の業務が多くの電子機器を必要とするからに他なりません。そして、それらの電子機器にはいずれも電気と通信を供給するケーブルが必要ですから、デスク周りにケーブルが氾濫する事になるのです。  オフィスデスクには配線ダクトが設けられており、これは配線ケーブルを落とし込むには便利です。しかし、例えばモバイル端末を充電したいという時などに、ダクト内に手を伸ばさないと電源にアクセスできません。これはLANケーブルでも同様です。また、デスクトップPC本体の、裏側にもUSBポートがついている場合がありますが、この場合もまた、本体奥に手を回さないと接続ができません。  電源コンセントや通信コネクタが、デスク上にあると邪魔になり、見えないところにあると使いにくい…。どこかわかりやすい一か所にマルチに接続端子を集約できたら、デスク上の配線が一挙にすっきりするのではないでしょうか?  これを実現しているのが、マルチコンセントユニットです。机上面に平面的に開口しているはめ込みタイプと、机上にユニットを置き式もしくはクランプ固定で立ち上げるタイプとがあります。基本ユニットは2口以上のコンセントであり、電源コンセント・モジュラージャックのいずれかもしくは両方がついています。

マルチコンセントユニットの種類

 口数には2口・4口・6口とあり、大型のマルチコンセントユニットであれば複数人数での共用にも便利です。また、大型のマルチコンセントユニットは接続端子の組み合わせを選ぶ事ができ、この際にUSBポートを組み込む事もできます。  置き式マルチコンセントユニットおよびクランプ式マルチコンセントユニットには、首ふり機能や縦置き・横置きの切り替えができるものがあります。

コンセントの語源

 コンセントは和製英語です。英語でコンセントは“a (wall) socket”もしくは“a wall outlet”と表現されます。にも関わらず、大正時代にはすでに“コンセントプラグ”という言葉があったようです。  明治期にはすでに、“concentric plug(同心構造のプラグ)”をいう「コンセントプラグ」という言葉が電気製品に実際に使われており、大正13年に東京電燈の発行した規程(初版)で“コンセントプラグ”という言葉が用いられました。当時はプラグとコンセントとを組んだセットを指していたといいます。大正末に規程を改訂するにあたり、コードのついた方を“プラグ”、壁に設置する方を“コンセント”と改めたことから、コンセントというようになったそうです。  我々の日常生活において、今でも電源アダプタなどに丸い同心構造のプラグが使われています。明治期の外国製の電気製品には、この形式のプラグが多かったようです。その後、同心構造ではない2本や3本の四角い足のある形式のプラグが主流になっても、「コンセント」の言葉が残ったという事のようです。

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