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オフィス辞典

ハイパーテーション

 パーテーションのうち、部材が天井に接触しているものを、ハイパーテーションと呼びます。

ハイパーテーションとは

 ハイパーテーションは、一見壁のように見えます。では、その違いは何でしょう。簡単に言うと、壁とハイパーテーションの違いは、移設可能か否かです。 ハイパーテーション  「壁」というと建物そのものの構造体である外壁・内壁を指します。柱や梁などと同様に、構造上、移動が不可能な「躯体壁」です。  コンクリートでなくとも、建物ができあがった段階から存在する“壁”は、「躯体壁」と考えて構いません。オフィスビルの場合は、窓周りの外壁の裏にあたる壁面や、エレベーター周りなどがそうです。まさしく建物本体の一部であるといっていいでしょう。  これられとは別に、上記で述べた、後から追加で建てる“壁”をパーテーション(Partition)と呼びます。設置の際には施工が必要ではありますが、レイアウト変更など、後からの解体および移設が可能です。  LGS(軽量鉄骨)などを用いた施工の場合は、後からの移設が困難ですので、パーテーションというよりは壁に近しいといえます。

ハイパーテーションの設置施工

 ハイパーテーションの設置は、工事に近い内容になります。そのため、設置にあたっては、専門家と相談しながら進めるのがポイントです。  まず、既製のパネルを切断して、設置先の天井高に合わせる工程が発生します。このため、事前の計測が必要です。  次に、パーテーションを建てたいラインに沿って、事前にガイドラインを印します(墨出)。これに従ってパーテーションの土台や、線路にあたる床レール(巾木)・天レール(笠木)をそれぞれ床・天井に敷きます。特に天レールは、天井の状況によって様々に加工が必要となってきます。天井には蛍光灯や照明、空調機器などが配されていることがほとんどですので、その場所によって天レールを切るなどの加工をして調整していかなければなりません。このため、事前の計測や、現場調査の上での打合せが非常に重要になります。  さらに、天地のレールに垂直方向の柱を立てて、格子を作っていきます。この時は、間隔の広い檻のような外観になります。これがパーテーションのいわば骨組みになります。ここにスチールパーテーションなら表裏にパネルをはめていき、アルミパーテーションなら四角い柱と柱の溝を利用して、パネルをはめ込んでいきます。  最後に、様々な付属品(扉やランマなど)を取りつけて完成です。

ハイパーテーションの種類

 サイズ、素材、色の種類は多岐に渡り、飾りっけのない簡素なものから、デザイン性の高いもの、ガラス素材で採光性が良いもの、また海外から輸入製品などまで多種多様の製品が出回っています。

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