オフィス家具の短期納入
オフィス辞典

中古物品棚の価格相場

 中古物品棚の価格ですが、サイズを区別せずに大雑把にいいますと、1スパンにつき1,000円~37,000円といったくらいが相場になります。新品価格と比較しての価格比率を算出しますと、37%を中間値として5%~69%になります。  新品との価格比が、物品棚本体のサイズバリエーションによる価格差の影響を受けにくい指標である事を考えても、中古物品棚相場の上下幅は、他の中古オフィス家具の相場と比べても、大きめに算出されています。

中古物品棚の価格を決める要素

 中古物品棚の販売価格は、販社によって大きな開きがあるようです。これは、商材として物品棚の取り扱いに長けた販社ほど、高価格で販売しているためと考えられます。  物品棚は組み上がった状態では在庫効率が下がるため、解体しての積載が望ましいといえます。しかし、解体した大小の部材を管理するためには、販売側にもそれなりの知識が必要になります。  このため、より高度な専門知識や管理・出荷のノウハウを有する販社の方が販売力も高く、価格もそれに応じて上昇するというわけです。物品棚を一定の戦略商材と位置づけている販社といえるでしょう。  その一方で、中古オフィス家具販社全体からすると、物品棚の取り扱いは必ずしも多くないようです。

中古物品棚の流通量

 中古オフィス家具業界全体を俯瞰してみると、中古物品棚の流通量は少ないといえるようです。これにはふたつの理由が考えられます。ひとつは、物品棚が商材として取り扱いが難しいという事。もうひとつは、中古オフィス家具市場の仕入れ先、つまりオフィス全体での物品棚の使用が必ずしも多くないという事です。オフィスでの収納には、物品棚よりもシステム収納家具(スチールキャビネット)が主流なのです。  なお中古物品棚の需要は季節変動が小さいようで、総量は少ないながらも、年を通じてコンスタントに売れています。  業界の習慣として、棚そのものは同じ棚なのですが、「物品棚」というとオフィス家具市場のものを、「ラック(物品ラック)」というと倉庫業・物流業のものを指す傾向があります。後者はいわゆるマテハン(マテリアルハンドリング)用品の一環と位置づけられており、「ラック」の流通量はマテハン市場の規模に比例して拡大しています。  マテハン市場では中量ラックや重量ラック、もしくはそれ以上のサイズのラックも多く取り扱っています。オフィス家具市場での棚・ラックの需要は、軽量棚(棚板1枚あたり150kgまで)~中軽量棚(同じく200kgまで)がメインではありますが、中古物品棚をお求めの場合は、供給元としてマテハン市場から探してみる、という選択肢もあるでしょう。

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