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ワーキングチェアの概況

 主要オフィス家具メーカーの総合カタログを参照しますと、概ね各社とも15~20シリーズを掲載しています。この中には20年来のロングランシリーズもあれば、10年・5年・最新作もある事になります。ロングランシリーズは高い完成度をもってカタログ上に生き残っていますので、最新作と比べて見劣りするというわけではなく、別の魅力があると見るべきでしょう。  新作も単に次々と新しい機能が追加されているわけではなく、時代の要望に応じて機能を付与されたり、逆に不要な機能をオミットされたりもしているようです。総合カタログは一種、大時代モノの大地層を彷彿とさせます。  本稿は、オフィス家具総合カタログ掲載のワーキングチェア群を、機能面から便宜的に4世代に分類して大まかに特徴を捉えつつ、ワーキングチェアの選び方の指標を目指します。

ワーキングチェアの4世代

 選び方を考えるに先立って、便宜的にではありますが、ワーキングチェアを以下のように世代分けしてみます。 第0世代:スチールフレーム・ビニールレザー張りの安価なワーキングチェア(1メーカーあたり1~2点) 第1世代:座面奥行き調節のないワーキングチェア(1メーカーあたり10点前後) 第2世代:座面奥行き調節があるワーキングチェア(1メーカーあたり10点前後) 第3世代:現在のワーキングチェアの概念を変える可能性のあるもの(1メーカーあたり1点あるかないか)  第0世代のワーキングチェアは、特定のシリーズ名を持っておらず、カタログへの掲載名が「事務用回転チェア」や「作業用チェア」といった形になっているものです。戦後オフィス家具業界が立ちあがった頃に作られたものと思っていいでしょう。    第1世代以降、フレーム素材としてエンジニアリングプラスチックが実用化され、ワーキングチェアは大幅に軽量化するとともに、造形が多彩になります。また、これ以降ワーキングチェアの上張り材の主流はビニールレザーから布地へと切り替わりました。機能面では、背面ロッキングや座面上下昇降が標準装備になります。  なお第1世代と第2世代の境界を座奥調節機能の有無とした理由ですが、座奥調節機能のついたワーキングチェアであれば、他の調節機能も概ね全般的についているからです。    第3世代の定義は説明しづらいのですが、例えばかつてのアーロンチェアが、当時のチェアの概念を変えた存在でした。ちなみに現在のアーロンチェアは、第1世代と第2世代の中間に位置します。いま第3世代にあたるシリーズを具体的に挙げますと、オカムラ・サブリナチェア、コクヨ・フォスターチェア、ウィルクハーン・オンチェア、スチールケース・ジェスチャーチェアなどです。

ワーキングチェアの選び方

 主要オフィス家具メーカー製のワーキングチェアの選び方ですが、シリーズ数から考えても第1もしくは第2世代から選ぶことになると推測ができます。機能性をより重視するならば第2世代になる事でしょう。  さらに、機能性と少し異なった、選び方のポイントがふたつあります。「クッションの交換が簡単であるか」と「ワーキングチェアをどれだけ長く使いたいか」です。  前者に関してですが、ワーキングチェアのクッションは、汚れてしまうとクリーニングが大変です。クッションの取り外しが簡便であれば、クッションだけ新品で取り寄せたり、クッションだけでクリーニングが作業ができたりと、メンテナンス性は大きく向上します。  後者に関しては、逆説的なようですが、長く使うのであれば、世代の古いものから選んだ方が有利といえます。モノというものは、機能が増えるほど壊れやすいものです。極端にいうなら、第0世代のチェアが最も長持ちするのです。

試座はワーキングスタイルを想定して

実際にチェアに座ってみる“試座”は、チェアの選び方のひとつです。積極的にお試しください。  なおその際には、 「デスクの高さは70cmか、72cmか、可変か?」 「どのような着座姿勢で執務するか?」 「ふだん連続でどのくらいの時間着座しているか?」 などなど、普段働いている時のスタイルを想定しつつ試座すると効果的です。 1脚の試座時間は長いほどよく、短くても15分は取りたいところですね。

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